完コピOK!誰でもできる簡単株投資

中・長期向け投資株を紹介します。銘柄・目標株価全公表のため、同じポジションを取ることも可能です。デイトレード禁止!じっくりまったり株を育てていきましょう。

割安銘柄を見つける近道は、自分の「得意分野」である

前回の記事に続き、今回の記事でも割安銘柄の見つけ方についてお話していこうと思います。

 

前回の記事ではゲーム業界を例にとり、任天堂スクウェア・エニックスバンダイナムコの3社の時価総額を比較することで、割安・割高について考える一例を挙げさせていただきました。

 

私はゲーム業界を挙げましたが、もちろん、どの業界でも全く問題ありません。今回の記事では、業界比較をする業界の探し方についてお話したいと思います。

自分が興味を持っている業界・会社を調べてみる

企業同士の価値を比較するのですから、勿論自分が詳しい業界が良いに決まっています。

もしあなたが趣味がある場合、その趣味から当たってみることをオススメします。

例えば、服が好きな方。好きなブランドを片っ端から挙げてみて、どこの企業がそのブランドを提供しているかを調べてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、服飾で日本一の企業と言えば、押しも押されぬあの企業ですね。(クリックする前にどの企業かを考えてみることをオススメします!)

 

音楽が好きなら、音楽業界。カラオケが趣味なら、カラオケ業界。何かスポーツをやっているのであれば、スポーツ用品のブランドを並べてみると面白いと思います。

 

身近な企業の時価総額、ふたを開けてみると「想像してた通り!」となる銘柄と、「え、うそ信じられない!」となるパターンに分かれるのではないでしょうか。

 

皆さんに今回探していただきたいのは、後者の方のパターンです。

 

Appleは欠かせない

やはりこの手のエピソードとして欠かせないのが、Appleです。

Apple製品で最も有名な商品と言えば、言わずと知れたiPhoneです。

iPhoneは2007年の6月に発売されていますが、このときに「ピン」と来て100株買っていたとしたら、現時点でその100株の価値は何倍になっているでしょうか。

 

2007年6月8日の株価は17.78ドルです(Google調べ)。この時点で100株買うと、購入費用は1,778ドル(手数料別)になります。

2007年6月のUSD/JPY為替レートが1ドルあたり123.17円なので、

円貨に換算すると218,996円ですね。

 

今の株価は、2018年9月21日時点で217.66ドル!100株持っていると21,766ドル!

これを現在の為替レート(1ドル約112円)で円貨換算すると、

 

243万7,792円になります!243万円と言えばちょっとした財産です。

もし仮に1,000株持っていたとしたら、2,437万円です!

もう小金持ちと言ってもいい水準ではないでしょうか。

10年で15倍のリターン。銀行に預けているだけではとても到達できない水準で、夢がありますね。

熱心なApple信者は億万長者になれた

私の父は昔から熱心なApple信者で、当時からPowermacを所有していました。

 

そして、iMacの初代が出た1998年、私の父はAppleの株を買います。

iMacは今でこそAppleのプロダクトのひとつですが、

当時のセンセーショナルなCMは世界中の人の度肝を抜きました。

www.youtube.com

 

初代iMacが発売された1998年8月当時のAppleの株価を調べてみると・・・(Google調べ)、なんと1.22ドル!!この時にAppleの株を買っていたら178倍です!ウッカリ100万円分買っていたら余裕で億万長者です!

 

そう、当然私の父も…

 

株価が上昇したときに売ってしまったとのことです(涙)世の中、そんなにうまくはいかないですね。

 

 

でも正直、Appleマイクロソフトを抜き、コンピューター業界どころか世界で一番の時価総額の会社になると予想できた人はいなかったのではないでしょうか。

 

ただ、熱心なApple信者であれば、その可能性を疑わなかったかもしれません。

 

また、熱心なApple信者であれば、プロを含めた他の投資家よりもずっと早くAppleの可能性を見抜き、その将来を予見出来ていたかもしれません。

自分の専門知識はプロのリサーチを上回る 

夢がありすぎる例で語ってしまいましたが、自分の好きな会社・業界の実績は、時として証券会社のリサーチャーのそれを凌駕する例はままあります。

 

自分の好きな会社・業界の時価総額を調べてみる。同業他社と比較してみて、違和感があればその理由を調べる。

 

これこそが株式選定の重要なファクターとなります。

 

「いや、ちょっと待って、違和感があっても理由の調べ方が良くわからないんだが…」

 

仰るとおりです。次回は、その調べ方について説明していこうと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。