将来の「時価総額」に投資する
その後の意思決定であるという話をしました。
その上での当ブログの投資戦略は、
「購入時にイグジット(売却目標価格)を予め決めておく」ことでした。
今回の記事では、何を基準にして投資する株を選ぶかを紹介したいと思います。
結論から申し上げると、当ブログは、会社の「時価総額」を見て投資します。
・・・時価総額?
時価総額の意味、直観的には何となくわかる人も多いと思います。
「時価総額が高い方が価値がある会社なんでしょ?」その通りです。
では、時価総額がどうやって算出されるかご存知ですか?
時価総額は、「発行済株式数」×「現在の株価」 で与えられます。
発行済株式数とは、その名の通りその企業が既に発行している株の総数になります。発行済株式数は、その企業が毎年発行している「有価証券報告書」、「四半期報告書」で確認できます。
また、発行済株式数はYahoo!ファイナンスを始めとする各種株の情報サイトでも確認することができます。Googleでも「企業名 株価」と検索することで確認が可能です。
時価総額を採用する理由
では、なぜ当ブログでは「時価総額」を投資対象の基準にするのでしょうか。
答えは非常にシンプルです。
それは、時価総額がその企業が割安・割高を示す最も基本的な判断基準になるからです。
少し話を戻しましょう。時価総額は、前述の通り「発行済株式数」×「現在の株価」 で与えられますが、ではなぜ、「発行済株式数」×「現在の株価」 を時価総額と呼んでいるのでしょうか??
・・・哲学みたいな問いになってしまいました(汗)
話は非常にシンプルで、時価総額と同じ金額を用意すれば、その企業をまるっと手に入れることができるからなのです。
(厳密には株式を買い上げていく過程で株価も上昇していくため、まるっと、という表現は正しくありませんが)
時価総額は「その企業を買うことができる金額」である
単純に考えれば、時価総額は「その企業を買うことができる金額」となります。つまり、時価総額1,000億円の会社であれば、1,000億円払えばその企業を買うことができるのです。
勿論、実際に企業をまるっと買うことは想定していません。
というより、そもそもそんなお金ありません(笑)
しかし、大事なのは「実際に企業を買おうとしたら、1,000億円は割安なのか、割高なのか」を判断することなのです。
私が選定している銘柄も、すべて時価総額ベースでみて、割安だと思う銘柄に投資をしています。では、どうやって割安・割高かを判断するのでしょうか。
次の記事では、その判断方法について説明をしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。